ゴッホの7つのひまわりと今後の動向 ~ゴッホ展とロンドン・ナショナル・ギャラリー展~
先日、大塚国際美術館へ行ってゴッホのひまわりを鑑賞してきました。
日本人も好きな画家ということで今後の動きも多くるのでいろいろとまとめてみました。(写真は大塚国際美術館で撮影したものです。)
ゴッホについて
こちらは有名な自画像。1853年オランダ生まれでポスト印象といわれ、大胆な色使いで知られる。
7つのひまわり
1番目のひまわり
作成時期:1888年8月
ひまわりの作品の中で一番最初に作成されたとされているが、個人が所蔵で詳しい情報があまりないのが残念。
2番目のひまわり
作成時期:1888年8月
実業家の山本顧彌太と小説家の武者小路実篤が美術館建設のため当時7万フラン(現在価値で2億円)で購入。ただ、美術館構想がとん挫してしまい山本の芦屋の自宅に保管されていたが、1945年の空襲により焼失してしまった。
3番目のひまわり
作成時期:1888年8月
場所:ドイツミュンヘン ノイエ・ピナコテーク美術館
入場料:大人7€、日曜日1€
4番目のひまわり
作成時期:1888年8月
場所:イギリスロンドン ナショナル・ギャラリー美術館
入場料:無料
ゴッホ自身が気に入った3番目のひまわりをもとに作成したといわれる。
さらに2020年に東京と大阪でナショナル・ギャラリー・ロンドン展が初開催され、そこでこの4番目のひまわりが初来日します。
2020年3月3日~2020年6月14日 東京・国立西洋美術館
2020年7月7日~2020年10月18日 大阪・国立国際美術館
これはぜひ行ってみたいですね。
5番目のひまわり
作成時期:1888年12月
場所:日本東京 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
バブル時代に58億円で落札した作品
6番目のひまわり
作成時期:1889年1月
入場料:19€
2014年にベルギー・オランダ旅行をした際にこの美術館に行きました。世界中から観光客が押し寄せていて、ものすごい長蛇の列だった記憶があります。
7番目のひまわり
作成時期:1889年1月
入場料:20ドル
6番目のひまわりと同時期に3番目のひまわりを模写したもの
ゴッホ展
毎年のように開催されるゴッホ展ですが、今年から来年にかけての予定がこちら
2019年10月11日~2020年1月13日 東京・上野の森美術館
2020年1月25日~2020年3月29日 兵庫・兵庫県立美術館
ひまわりは来ませんがゴッホの40点ほどの作品が一度に見られます。
ピンバッジ
左は大塚国際美術館で購入した2番目のひまわりのピンバッジ
右はオランダのファン・ゴッホ美術館で購入したピンバッジ
過去のゴッホ展では自画像のピンバッジが発売されていたようで、ぜひ今回は足を運んで購入してみたいし、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」も初来日なので楽しみですね。