JALの2019年4~6月の決算を読み解く。予想通りの増収減益でした。
2019年7月31日JALの2019年4月~6月の四半期決算が発表されました。昨日発表されたANAと同様の増収減益で、内容を読み解いてみました。
連結業績
売上高 :3557億円(+4.0%)
営業利益:210億円(-15.6%)
経常利益:212億円(-7.9%)
純利益 :119億円(-32.1%)
業績内容は昨日発表されたANAと同様に、GWの需要増加に伴い増収となったものの、首都圏空港の発着枠拡充に向けた先行投資によりコスト増となりました。
米中摩擦の影響を受け、日本初の国際貨物の需要が鈍っているとのこと。
国際線Topics
3月:成田⇔シアトル 新規路線
5月:「ARASHI HAWAII JET」国際線にて初就航
コードシェア便の拡充
5月:キャセイドラゴン航空
6月:厦門航空
韓国線は供給・収入規模がかなり限定的で大きな影響はないとのこと。
国内線Topics
観光とビジネスの好調を維持し、旅客数は増加。
LCC Topics
2020年運航開始予定で国際線中距離ローコストキャリアのZIPAIR TOKYOの準備中。
今後の見通しTopics
3月:成田⇔ウラジオストク 新規就航
今四半期としては特段目立った動きは見られませんが、引き続き路線の拡充に期待しています。